やりがい


「テクニカルスタッフって何をモチベーションに活動してるの?」

よく聞かれる質問である。大学のサッカー部で選手でもマネージャーでもないポジションであるテクニカルスタッフは確かに理解しづらい役割である。そこで、この場をお借りしてその魅力についていくつか語りたいと思う。









まず、趣味であるサッカー観戦をサッカーの現場に活かせることだ。自チームの公式戦で応援するのは何より楽しい。また、対戦相手を分析するスカウティングでは様々な大学のサッカーを観る時に楽しさを感じることができる。









次に、サッカーに対して様々な角度から関わることができることだ。試合を観ること以外にもデータを使って自チームを分析するのはとても興味深いことである。高校までの部活では扱えないような様々なデータを用いることができ、大学スポーツならではの楽しみとも言える。









そして何より、自分がスカウティングした試合で自分の分析が活かされて勝つと非常に嬉しいことだ。東大の選手はスカウティングミーティングで話したどんな些細なことも頭に入れて試合に臨んでくれるので、スカウティングが活きることが多い。そのような試合では大きな達成感を得ることができる。









以上、テクニカルスタッフのやりがいについて述べてきたが、このように感じるのはスポーツ観戦オタクである僕ならではであることも理解している。だからこそ、自分の特性を存分に発揮してこれからも頑張っていきたい。





2年スタッフ 井上雄太

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